VMware vSphere Hypervisor 7.0 (ESXi7.0) インストール

2020年10月19日 2021年3月22日

2020年の4月にVMware vSphere Hypervisor 7.0 (以下、ESXi7.0とします) が新しくリリースされていましたので、遅ればせながらも自宅サーバ環境をESXi7.0へ更新しました。

そこで今回は、ESXi7.0のインストール手順を備忘録として残します。

ハードウェア構成

私の自宅サーバ環境のハードウェア構成は以下の通りです。

当初はIntel CPUでしたが、パーツの入れ換えをしている内、AMD CPUになりました。昨今は、低価格で多くのコア数が搭載されているCPUが多くてとても嬉しいです。

パーツ メーカ 製品名
(リンクはAmazon)
備考
CPU AMD Ryzen5 2400G 4コア8スレッド
CPUクーラー AMD CPU付属
マザーボード ASRock A320M-ITX 小型のサーバにしたかったので、Mini ITX
メモリ Crucial W4U2666CM-8G PC4-21300 8GB x 2枚
ストレージ(SSD) Samsung 860 EVO 500GB 500GBの2.5SSD、ESXi本体のインストール先
ストレージ(HDD) Western Digital WD40EZRZ-RT2 4TBの3.5HDD、ESXiのRDM用(主にデータ置き場)
ストレージ(HDD) Western Digital WD30EZRZ-RT 3TBの3.5HDD、ESXiのRDM用(バックアップ保存先)
電源 オウルテック AS-500 もう販売していないかも
ケース RAIJINTEK METIS PLUS BLACK 小型だけど色々つめこめる
ケースファン サイズ SU1225FD12M-RHP 静音化のためMETIS PLUSのケースファンと交換

ESXi7.0のダウンロード

以下のサイトにアクセスして、ログインします。ESXi7.0のインストーラのダウンロードにはMy VMwareアカウントが必要になるため、作成していない場合は作成します。

VMware vSphere Hypervisor の無償ダウンロード

esxi7-download01

初めてダウンロードする場合は、製品の登録が必要になるので、「登録する」ボタンを押下します。

登録後は下部にダウンロードリンクが表示されますので、そこからダウンロードします。
なお、ESXi7.0のライセンキーも同ページにありますので、こちらもメモしておきます。(ライセンスキーは後で使います)

インストールメディアの作成

ダウンロードしたisoファイルをCD-Rに書き込みます。
私の環境はmacなので、isoファイルを右クリックして、「ディスクイメージ”xxx.iso”をディスクに書き込む…」で作成しました。

ESXi7.0のインストール

  1. 作成したインストールメディアを外付けDVDドライブでサーバに接続して、サーバを起動します。CD-Rから起動していることもあり、少し待ちます。
  2. インストールを進めるか聞かれますので、エンターキーを押下します。
  3. エンドユーザ使用許諾契約の画面になりますので、内容を確認して問題なければ、F11キーを押下します。
  4. インストール先のディスクを指定します。今回は500GBのSSDにインストールします。
  5. PCのキーボードレイアウトの選択画面になりますので、サーバに接続しているキーボードのレイアウトに合わせて選択し、エンターキーを押下します。
  6. ESXi7.0のrootアカウントのパスワードを設定して、エンターキーを押下します。
  7. インストール開始前の最終確認です。インストール先として選択したディスクのデータはすべて消去されますので、問題なければ、F11キーを押下して、インストールを開始します。
  8. 一定時間経過するとインストール完了の画面が表示されますので、外付けDVDドライブを外した後にエンターキーを押下して、再起動します。

以上で、インストールは完了です。

ESXi7.0の初期設定

ネットワーク設定

ESXi7.0は初期状態ではDHCPでIPアドレスを取得するため、IPアドレスが動的になってしまいます。
今回は、サーバ基盤として利用しますので、IPアドレスを固定します。

  1. 起動後にF2キーを押下して、rootアカウントでログインします。
  2. 「Configure Management Network」を選択して、 Enter キーを押下します。
  3. 「IPv4 Configuration」を選択してEnter キーを押下します。
  4. 「Set static IPv4 address and network configuration」を スペースキー で選択して、 固定したい「IPv4 Address」及び「Subnet Mask」、「Default Gateway」を入力します。
  5. 入力が完了しましたら、エンターキーを押下します。
  6. escキーで設定画面を終了します。
  7. ネットワーク設定を反映するために、管理ネットワークをリスタートしてもよいかの確認画面が表示されますので、 yキーを押下します。
  8. esc キーを押してログアウトします。
  9. 画面に表示されている IPアドレスが今回設定されているIPアドレスになっていることを確認し、新規設定したIPアドレスでESXi7.0のWebUIにアクセスできることを確認します。

WebUIへのログイン

  1. 同じネットワーク接続されているPCからESXi7.0のWebUI(上記で設定したIPアドレスへアクセス)へログインします。Chromeでアクセスした場合、 警告が表示されますが、入力している IPアドレスがネットワーク設定で設定したものであれば大丈夫ですので、「詳細設定」→「~に進む (安全ではありません)」の順に押下して進みます。
  2. WebUIにアクセスした後に、設定したrootアカウントのパスワードを入力してログインします。
  3. 初回ログイン時のみ、「VMware カスタマ エクスペリエンス改善プログラム」に参加するかどうかの確認ダイアログが表示されます。 参加したくない場合はチェックを外してから OK ボタンを押下します。
    なお、この設定は後からでも変更できます。

ライセンス登録

  1. 画面上の「管理」→「ライセンス」→「ライセンスの割り当て」の順に押下します。
  2. isoファイルをダウンロードした際にメモしたライセンスキーを入力して、「ライセンスの確認」を押下します。

以上で、ライセンス登録の完了です。

ntpの登録

  1. 「管理」→「システム」→「日付と時刻」→「Edit NTP Settings」の順に押下します。
  2. 「NTP を使用 (NTP クライアントの有効化) 」を選択後、以下の設定して、保存します。

    • NTP サービス起動ポリシー:[ホストと連動して起動および停止します]
    • NTP サーバ:任意のNTPサーバ
  3. 「管理」→「サービス」→「ntpd」→「起動」の順に押下して、NTP デーモンを起動します。

終わりに

上記でESXi7.0でのサーバ環境が最低限整いました。
この後は、RDMの設定や実際に仮想OSのインストールを行ってサーバ環境を充実させていきます。

なお、まだHDDをRDMとしてESXi7.0から利用できるようにしていません。RDMの設定方法については、ESXi6.5/ESXi7.0でのRDM設定の記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

Posted by mako
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